北朝鮮は冷麺発祥の地
昨年来、話題になった平壌冷麺ですが、その中でも平壌一流店として知られるのが老舗の「玉流館」です。大同江近くにある同店には、今では地元平壌市民だけでなく、北朝鮮各地から訪れる人たちで連日いっぱいです。
冷麺は南である韓国でも食べることはできます。ですが、実は、冷麺は現在の北朝鮮発祥の料理なのです。そのため韓国の人たちも発祥地の冷麺の味に憧れているんです。
本場の冷麺は冬に食べるもの?
冷麺は日本だと冷やし中華のように思われており、冷やし中華と同じように暑い暑い夏の食べ物というイメージを持っている人も多いと思います。
ですが、本来、栄養が豊富な冷麺は、寒さが厳しい朝鮮半島の冬に食べるものとされています。真冬、外は氷点下ですがオンドルが効いた暖かい部屋の中で、栄養価が高く、暑い室内で体内バランスが崩れて疲れている消化器や身体機能を整えるために食べて冬を乗り切るものだからです。
他の冷麺で有名な場所
玉流館などの平壌冷麺ともに有名なのは、北朝鮮東北部の咸興(ハムフン)です。咸興冷麺は、日本で冷麺と言って名前が挙がる盛岡冷麺のルーツとされています(ただし、咸興出身者が故郷の味を思い出して復元したもので正式なレシピに基づいたものではないとされています)。
北朝鮮以外では、中国東北に多い朝鮮族が多く住む吉林省延吉の延吉冷麺もよく知られています。
大同江ナビツアーでは、玉流館を有料オプションとしてツアースケジュールへ追加することができます。ご希望くださればアレンジします。
あなたはどこの冷麺の味がお好きでしょうか?
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